東京都渋谷区にある大きな公園、代々木公園。

東京ドーム11個分の広大な敷地は様々な樹々が管理されながら自然に近い形で生い茂っている。とても緑豊かな公園。バードサンクチュアリなど公園の一部は立ち入り禁止とされていて、まさに手つかずの自然(に見える)エリアもある。そんなエリアのそばを散歩したりランニングしたりサイクリングしながら自然の中に没入できる公園は、代々木公園をおいて他にあまり知らない。

初めて代々木公園の茂みに分け入った時は結構ドキドキした。イギリス人冒険家が提唱するマイクロアドベンチャーってこういうことかもなと思った。

僕の個人的な愛読書でありショップでも販売している本、「アーバン・アウトドア・ライフ」の中で、著者の芹澤一洋さんも、代々木公園で都会の中で自然との触れ合いができる良い場所として紹介していた。ちょっと昔の話だけど。

そんな代々木公園の中にあるサイクリングロード。存在は知っているけども自転車でサイクリングしたことはないって人が意外といるんではないかなと思う。

無理もないなと思うのが、サイクリングロードは、代々木公園の北側(明治神宮側)に位置している。(上のマップの左側にあるピンク色の道)高い木々に覆われていて木陰が多く薄暗いところもあるのと、人の出入りの多い原宿門から遠いせいか人影も少ない。

でもそのおかげで自然への没入感を得ることができる。

特にこの季節は、新緑が美しくとても気持ちの良い植物の世界が広がる。

桜の季節はサイクリングロードに酔っ払った花見客が多くいるのでオススメしない。

一応、歩行者禁止のサインがあるっちゃあるんだけど、結構ロード上を知らずに歩く歩行者もたくさんいるので注意が必要。

木々も多いので野鳥も多い。それもまたいい。

途中、西洋の森に迷い込んだか、、と思える場所も。西洋の森に行ったことないけど、

この切り株周辺は雰囲気がいいので、よく何かしらの写真撮影に利用されているスポット。

北東側は樹皮の白い木々が並び、雰囲気がガラッと変わる。

この辺りを自転車で通ると不思議と体感気温も少し下がり、心なしか鼻腔をくすぐる匂いにも変化があるような気がする。

ひとえに緑と言っても、このサイクリングロードにある木々は実に多種多様。緑色は1色ではない。本当にたくさんの緑色が前後左右に広がりサイクリングロードを何周まわっても飽きない。

スピッツの「君と暮らせたら」という曲の歌い出し、
“緑のトンネル抜けて 朝の光に洗われるような”
そんな歌詞がとてもしっくりくるこの季節のこの道は、サイクリングするだけで、最高のリラックスが得られることと思う。